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YAMAHA(ヤマハ)の音質の特徴や選び方を解説!

音楽の楽しみ方は多様化しております。

音楽の楽しみ方で迷っている方がいればシンプルかつ高音質を兼ね備えたYAMAHA(ヤマハ)を使ってみるはおすすめです。

YAMAHA(ヤマハ) は「繊細で製作者に忠実」な音を特徴に持つメーカーで世界中から高い評価を獲得しています。

そんなヤマハは日本を代表する音楽メーカですが、どんな特徴があるのかご存知でしょうか。

今回はヤマハの特徴とワイヤレスヘッドホン、有線ヘッドホンの特徴や選び方を解説します。

 

ヤマハの特徴と魅力とは?

YAMAHA(ヤマハ)は、静岡県浜松市中央区に本社を置く、楽器や半導体、音響機器、自動車部品などを手掛ける日本を代表するメーカです。

創業は明治20年、1887年まで遡り、当時の社名は「日本楽器製造株式会社」。

創業当時はオルガンの製造を手掛けていたそうです。

世界的にも有名なヤマハの強みはそれら楽器にあるといっても過言ではないでしょう。

それもそのはず、ピアノ販売台数世界一とも言われ、高品質ながらコストダウンを実現しているなど高い技術力がわかります。

オーディオの歴史は、1954年の再生機「HiFiプレイヤー」と1967年のスピーカーシステム「NS-30 / NS-20」まで遡ります。

70年間培ってきた技術は今もなお引き継がれており、スピーカをはじめヘッドホンやイヤホンを支えています。

 

世界シェアトップの楽器メーカー

ヤマハを語る上では外せないのは、ヤマハの主力事業である楽器事業です。

ヤマハは世界シェアトップの楽器メーカであり、ピアノ(シェア38%)、電子楽器(シェア49%)、管楽器(シェア32%)、それぞれで世界一です。

2020年の市場シェアのデータは以下の通り。

1位 ヤマハ     2,389億円:23.9%
2位 ローランド      640億円:5.7%
3位 河合楽器製作所    551億円:5.5%

ヤマハの強みとして挙げられるのは「海外売上高比率の高さ」と「幅広いユーザ層」です。

海外売上高比率は 75.9%であり、国内外のユーザから愛され信頼されていることがわかります。

ユーザ層は一般向けからプロ用と幅広く手がけており、それも売り上げの高さを支えています。

 

世界三大スピーカーメーカーの1角

世界三大スピーカーに定義はないとされていますが、スピーカ界隈では次の3社が挙げられるそうです。

  • アメリカ「JBL」
  • 日本「YAMAHA」
  • イギリス「TANNOY」

家庭用のホームスピーカからスタジオモニター、バンド/小規模イベント向けPAスピーカー、マウントブラケットも完備した設備SR向けシリーズなど幅広くラインナップされています。

ヤマハのスピーカのフラッグシップモデルである「NS-5000」は音楽性表現のさらなる高みを目指したスピーカです。

そのお値段は、1,980,000円(税込)[2台1組]。

ヤマハのスピーカへの本気を感じますね。

 

ヤマハの音質は「繊細で製作者に忠実」

ヤマハは「アーティストが込めた想いをありのままに表現し、聴く人の感情を動かす音」にこだわって音作りをしています。

それらの音はヤマハの中で「TRUE SOUND」という名称で呼ばれています。

TRUE SOUND においての音質方針というものがあり、以下のようになっています。

音色      :楽器・声を鳴らし切る
ダイナミック  :静と動の対比が明瞭な躍動感を表現する
イメージサウンド:作品のニュアンス、ムードも含めた空気感を表現する

これらを満たして初めてヤマハの求める TRUE SOUND になるというわけです。

ユーザーにどう感じてもらえるか、製作者の伝えたい音楽は伝わっているかを追求しているからこそヤマハは愛されているのです。

 

ヤマハの選び方

ヤマハのヘッドホンはアーティストやDJやオーディオ愛好家、カジュアルに楽しみたい方まで広く親しまれています。

ヤマハはワイヤレスヘッドホンや有線ヘッドホン、イヤホンなど様々な種類のオーディオがあります。

どのようなときに使うかを想像して、目的を決めて選んでいきましょう。

 

外出先で気軽に使用したいならワイヤレス

ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンとは再生デバイスとイヤホンをケーブルで繋がずに無線で接続するオーディオのことです。

主にBluetoothを用いて音楽や音声データをワイヤレス(無線)でヘッドホン側に送信して再生します。

ケーブルがないため鞄の中に入れていてもケーブルが絡まらず断線の心配もいりません。

また、電車内やカフェなど音漏れが気になる場合は、遮音性が高い「密閉型」がおすすめです。

「密閉型ヘッドホン」とは、ハウジング部分から音が漏れないように外側をプラスチックや木材、金属で覆っているヘッドホンのことをいいます。

音漏れしない構造上、低音域が聴きやすいのが特徴です。

ノイズキャンセリング機能があるオーディオでは外の音が聞こえないため、歩きながらの使用には注意しましょう。

 

室内で高音質な音楽を楽しむなら有線ヘッドホン

ワイヤレスヘッドホンで使用されているBluetoothは通信を安定化させるため、音楽信号をやり取りする際にはデータ量をなるべく少なくしてしまっています。

そのために「人間には聴こえない、あるいは聴こえなくても問題ない」とする部分の音の帯域をカットしています。

高音質を求めるなら有線ヘッドホンがおすすめです。

有線タイプであれば音の出力レベルを上げるヘッドホンアンプの利用もできます。

室内であれば「開放型ヘッドホン」が選択肢に入ってきます。

「開放型ヘッドホン」は、音を鳴らすドライバーユニットがハウジング(耳に装着する部分)に覆われていないヘッドホンです。

繰り返しになりますが開放型ヘッドホンのメリット、デメリットは以下の通りです。

メリット:
・空気が自由に出入りするため、音に広がりが生まれる。
・密閉型のヘッドホンと比較して、スピーカーに近い音質。
・通気性が高く、本体の重量も軽いため、長時間音楽を楽しめる。

デメリット:
・ハウジングの構造上、音漏れしやすいこと。
・密閉型よりも少し低音が小さくなりやすい。
・音が抜ける(音が漏れる)ので電車などの公共交通機関での利用には向かない。

装着方法で選ぶ

ヘッドホンには「オーバーイヤー」と「オンイヤー」の二つのタイプが、イヤホンには「カナル型」と「インナーイヤー型」の二つのタイプがあります。

オーバーイヤーは耳をすっぽりと隠すヘッドホンで音漏れのしにくさと遮音性に優れます。

オンイヤーは耳に乗せるヘッドホンで比較的軽く、携帯性がよいです。

カナル型は耳に入れ込むタイプのイヤホンのことで音漏れしにくく遮音性が優れます。

インナーイヤー型は耳にはめ込むタイプのイヤホンで、圧迫感が少なく長時間でも疲れません。

自分に合ったタイプのヘッドホン・イヤホンを見つけていきましょう。

 

こだわり派はケーブルの仕様や接続方法も確認

細部の音にまでこだわりたい場合は、リケーブルが可能かどうかも確認が必要です。

リケーブルを行うことによって音質を向上させたり、自分好みの音に近づけることができます。

また、ケーブルの断線の際もすぐに交換できることなどのメリットがあります。

 

まとめ

ヤマハは日本を代表する世界一の楽器メーカです。

そのヤマハの楽器事業に次ぐ、2本目の事業が音響機器事業です。

繊細で製作者に忠実に定評のあるヤマハは、業界人から一般の方まで多くの支持を得ています。

カジュアルに使えるものから本格仕様のものまで幅広くあります。

ぜひ、ヤマハが提供する TRUE SOUND を試聴、堪能してみてください。

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