企業解説

TOTOとは?日本最大手の水廻り住宅設備機器メーカー!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「TOTO」について紹介です。

TOTOは、トイレ・洗面台では国内シェア6割、料電池用セラミック用発電セル、精密セラミックスも手掛ける住宅設備機器メーカーです。

この記事では、TOTOがどのようなメーカーで、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • TOTOの企業情報
  • TOTOの働き方
  • TOTOの強み

 

TOTOの特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

TOTOとは?

TOTOは、福岡県北九州市小倉北区中島に本社をもつ、水廻り住宅設備機器メーカーです。

社名 TOTO株式会社
創業 1917年5月
代表取締役  喜多村 円
事業内容 <住宅設備機器>
衛生陶器
システムトイレ
ウォシュレット
浴槽
ユニットバスルーム

<新領域事業商品>
セラミック
ファインセラミックス

資本金 355億円

1917年設立の「東洋陶器(株)」を源流にもつ、設立から100年以上経つ企業です。

また、東証プライムに上場している会社でもあります。

 

TOTOの基本情報

TOTOの基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「有価証券報告書」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 7,022億円
(前年比:0.2%)
営業利益 427億円
(前年比:-12.9%)
営業利益率 6.09%
セグメント別:
日本住設
4,908億円
(62.9%)
セグメント別:
海外住設(中国大陸)
1,018億円
(13.1%)
セグメント別:
海外住設(アジア・オセアニア)
868億円
(11.1%)
セグメント別:
海外住設(米州)
389億円
(7.6%)
セグメント別:
海外住設(欧州)
45億円
(0.6%)
セグメント別:
新領域(セラミック)
364億円
(4.7%)
平均年収 729万円
従業員数(単独) 7,876名
従業員数(連結) 33,386名
平均年齢 44.8歳
勤続年数 18.1年
残業時間 非公開
本社 福岡県北九州市小倉北区中島
勤務地 【本社・工場】
福岡県北九州市小倉北区中島
【工場】
滋賀県湖南市朝国
神奈川県茅ヶ崎市本村
愛知県常滑市桧原字来明
【事業所】
東京都港区海岸
東京都港区南青山
初任給 大卒:235,000円
院卒:258,500円

 

TOTOの強み

TOTOの強みは「気持ちよく、環境にやさしい」と「ものづくり技術」です。

ここではその2つの強みについて解説していきます。

 

TOTOの強み①:気持ちよく、環境にやさしい

TOTOの主力である住宅設備機器は、トイレやバスルーム、洗面所、キッチンなど身の回りに一番近い製品を扱っています。

特に国内ではシェアトップが多数あり、衛生陶器シェア6割。

水やエネルギーにかかわる製品でもありますので、地球にも、人にも優しい製品を作っているからこそのトップシェアなのです。

 

TOTOの強み②:ものづくり技術

TOTOは、100年以上、衛生陶器を続いています。

その中で培ってきた人がどう感じるかを研究する学問「人間工学」や水の流れ、風の流れを制御する「流体制御技術」、陶器に用いる「セラミック技術」を多く培っています。

培ってきた中には、「ウォシュレット」「ユニットバス」などの今の生活に大きくかかわっている製品も多く生み出しています。

モノづくり技術は身の回りにとどまらず、新領域事業のセラミック製品(半導体製造向け静電チャック・AD部材)など新たな技術を生み出す力はTOTOの強みといえます。

 

TOTOの企業研究まとめ

TOTOの業績は軟調でした。

中国むけ製品は市況低迷したようですが、アメリカ向けのウォシュレットが活況したようです。

半導体製造向けのセラミックは営業利益率30%を維持しており、今後も事業の拡大が期待されます。

就活をする上では、TOTOは「日本最大手の水廻り住宅設備機器メーカー」であることをお忘れなく。

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