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NSテクノロジーズとは?総合商社・兼松傘下のICテストハンドラーメーカー!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「NSテクノロジーズ」について紹介です。

NSテクノロジーズは、半導体検査工程で活躍するテストハンドラーを専門とするメーカーです。

テストハンドラーとは、半導体の後工程で用いられる装置で、デバイスの搬送、半導体試験時の温度印可などでデバイスの選別を行う装置です。

この記事では、NSテクノロジーズがどのようなメーカーで、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • NSテクノロジーズの企業情報
  • NSテクノロジーズの働き方
  • NSテクノロジーズの強み

 

NSテクノロジーズの特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

NSテクノロジーズとは?

NSテクノロジーズは、長野県岡谷市に本社をもつ、半導体検査工程で活躍するテスト装置(ICテストハンドラー)を生産するメーカーです。

社名 NSテクノロジーズ株式会社
(親会社:兼松 証券コード:8020)
創業 2021年3月
代表取締役 志村博章
事業内容 ICテストハンドラー
資本金 1億円

もともと、セイコーエプソン(株)の ICテストハンドラーが始まりです。

現在は、総合商社の兼松(株)が事業を継承し、2021年に設立されました。

また、会社自体は非上場企業ですが、親会社である兼松は上場企業です。

 

NSテクノロジーズの基本情報

NSテクノロジーズの基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「公式HP」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 非公開
純利益 8590万円
営業利益率 非公開
平均年収 非公開
従業員数(単独) 40名
平均年齢 47歳
勤続年数 9.0年
残業時間 非公開
本社 長野県岡谷市若宮
勤務地 【本社】
長野県岡谷市若宮
初任給 当社規定

 

NSテクノロジーズの強み

NSテクノロジーズの強みは「信頼性の高い製品」と「商社との相乗効果」です。

ここでは、その2つの強みについて解説していきます。

 

NSテクノロジーズの強み①:信頼性の高い製品

NSテクノロジーズは、セイコーエプソンの事業であった頃から技術、ノウハウを蓄積しています。

NSテクノロジーズが専業にしているのは「ICテストハンドラー」。

これは半導体をパッケージングする後工程の検査で使われている装置です。

半導体の活躍する場面は、私たちの身の回りにとどまらず、高温な環境や多湿な環境など様々です。

ICテストハンドラーは、製品が十分な性能を持っていることを確認するだけでなく、使用条件の下でも問題なく動作することを確認します。

検査装置にとって「信頼」は一番です。

この信頼に答えてきたからこそ、NCテクノロジーズは今もなお専業メーカーとして成長し続けています。

 

NSテクノロジーズの強み②:商社との相乗効果

NSテクノロジーズは、2021年から総合商社・兼松の傘下となりました。

兼松は、世界中に張り巡らされた販売・保守のネットワークを持ちます。

これにより、NSテクノロジーズと兼松の相乗効果で開発、設計、生産、品質保証、販売、保守まで一貫して行うことができます。

 

NSテクノロジーズの企業研究まとめ

NSテクノロジーズの業績は軟調でした。

去年は半導体製造装置メーカーは軒並み売り上げを落としたため、市場全体が軟調だったと言えます。

ですがNSテクノロジーズのもつテストハンドラーは、半導体市場の成長とともに必要となる企業です。

就活をする上では、NSテクノロジーズは「総合商社・兼松のICテストハンドラー専業メーカー」であることをお忘れなく。

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