企業解説

インターアクションとは?イメージセンサー検査用光源装置の世界トップメーカー!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「インターアクション」について紹介です。

インターアクションは、CD・CMOSイメージセンサの製造に欠かせないイメージセンサの検査装置メーカーです。

この記事では、インターアクションがどのようなメーカーで、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • インターアクションの企業情報
  • インターアクションの働き方
  • インターアクションの強み

 

インターアクションの特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

インターアクションとは?

インターアクションは、神奈川県横浜市金沢区福浦に本社をもつ、イメージセンサ検査装置メーカーです。

社名 インターアクション株式会社
(証券コード:7725)
創業 1992年6月
代表取締役 木地 伸雄
事業内容 直動式送風機
環境機器
Vベルト駆動式送風機
集塵機
資本金 17億6,000万円

1992年から半導体検査装置の設計、開発を行っており、創業から30年以上の歴史をもつ検査装置メーカーです。

また、上場企業「証券コード:7725」です。

「インターアクション」の社名の由来は、相互作用「Interaction」と行動「Action」という言葉を掛け合わせものです。

 

インターアクションの基本情報

インターアクションの基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「有価証券報告書」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 77.5億円
(前年比:+13.1%)
純利益 15.7億円
(前年比:+8.9%)
営業利益率 20.34%
セグメント別
:IoT関連
48.9億円
(63.2%)
セグメント別
:インダストリー4.0推進
18.1億円
(23.3%)
セグメント別
:環境エネルギー
10.5億円
(13.6%)
平均年収 767万円
従業員数(単独) 54名
従業員数(連結) 128名
平均年齢 42.4歳
勤続年数 非公開
残業時間 非公開
本社 神奈川県横浜市金沢区福浦
勤務地 【本社】
神奈川県横浜市金沢区福浦
【オフィス】
神奈川県横浜市中区山下町
初任給 新卒情報なし

 

インターアクションの強み

インターアクションの強みは「検査用光源装置」と「光技術の更なる発展」です。

ここではその強みについて解説していきます。

 

インターアクションの強み①:検査用光源装置

インターアクションの主力製品はイメージセンサの検査用光源装置です。

その強みは、光学的な技術開発だけでなく、機械技術や電気技術を含めた開発を行っているためです。

インターアクションでは技術相談のみならず、カスタマーサービスの評価も高く、その結果として光源装置の世界シェアはトップとなりました。

検査装置の役割は、イメージセンサの「欠陥」や「スペック」を確認することであり、ユーザーの製造コストや歩留まり、品質に直結します。

その役割を世界トップで担っていることはインターアクションの強みといえるでしょう。

 

インターアクションの強み②:光技術の更なる発展

インターアクションのコア技術である「光技術」を軸に新規事業に挑戦しています。

【AI画像処理装置関連事業:AI Image processing business】

生産工程の自動化を行うための AI による画像処理を行っています。

現在は歯車欠陥検査装置を発売。

歯車の欠陥は光が乱射することなどが問題で検査が難しいなどが問題です。

2017年東京テクニカル(歯車の試験機メーカー)を完全子会社化したことで研究開発を開始、2020年に検査装置を販売しています。

 

【レーザー加工機関連事業:Laser processing business】

2020年レーザー加工機の受託開発を行うラステックを子会社化しました。

レーザー微細加工は、加工される材料や方法により、レーザー加工機の開発が必要となります。

現在は、ユーザーの要望に合わせた加工機の設計・開発を行っています。

 

インターアクションの企業研究まとめ

インターアクションの業績は好調でした。

検査装置をはじめ、装置の売れ行きが好調なようでした。

就活をする上では、インターアクションは「メージセンサー検査用光源装置の世界トップメーカー」であることをお忘れなく。

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