皆さん、日本解体新書へようこそ!
今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!
※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。
今回は、「ダン・タクマ」について紹介です。
ダン・タクマは、クリーンルームから半導体洗浄装置、ケミカルフィルタなどを扱う精密機器製造には不可欠な製品を作るメーカーです。
この記事では、ダン・タクマがどのような会社で、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むとわかること!
- ダン・タクマの企業情報
- ダン・タクマの働き方
- ダン・タクマの強み
Contents
ダン・タクマの特徴とは?事業内容について解説
ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!
ダン・タクマとは?
ダン・タクマは、神奈川県横浜市港北区新横浜に本社をもつ、半導体洗浄装置やクリーンルームを手掛ける会社です。
社名 | 株式会社ダン・タクマ |
創業 | 1969年8月 |
代表取締役 | 喜多 由樹 |
事業内容 | 半導体洗浄装置 クリーンルーム関連機器・製品 メンテナンス |
資本金 | 9,000万円 |
1969年の半導体工場向けクリーンベンチの国産化第一号を源流にもつ、設立から50年以上経つ企業です。
また、非上場企業ですが、親会社であるタクマは上場しています。
ダン・タクマの基本情報
ダン・タクマの基本情報は以下の通り。
売上高~セグメント別売上高は「公式HP」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。
売上高 | 68.4億円 |
純利益 | 8.1億円 |
営業利益率 | 11.8% |
平均年収 | 非公開 |
従業員数(単独) | 74名 |
平均年齢 | 44.6歳 |
勤続年数 | 12.9年 |
残業時間 | 8.9年 |
本社 | 神奈川県横浜市港北区新横浜 |
勤務地 | 【本社】 神奈川県横浜市港北区新横浜 【テクニカルセンター】 京都府相楽郡精華町光台 【支店】 愛知県名古屋市西区平出町 福岡県福岡市中央区長浜 岩手県北上市鍛冶町 |
初任給 | 大卒:242,180円 院卒:254,170円 |
ダン・タクマの強み
ダン・タクマの強みは「高い技術力・開発力」と「グローバル展開」です。
ここではその強みについて解説していきます。
ダン・タクマの強み①:高い技術力・開発力
ダン・タクマは創業から50年以上、半導体・電子デバイス産業を支えてきました。
扱っている製品は、ケミカルフィルターや洗浄装置、温湿度調整装置、電子シールドルームなど、精密機器製造や半導体製造に欠かせない装置群です。
近年の半導体市場の急激な成長に伴い、ダン・タクマも大きく成長しており、マイクロバブル事業の技術開発も行っています。
従来の製品に加えて、新たな事業の柱を開発しているダン・タクマは、今後も大きな成長が見込めるでしょう。
ダン・タクマの強み②:グローバル展開
ダン・タクマは決算短信によると、国内外の売り上げ比率は以下のようです。
- 日本国内:57%
- 海外:43%
取引先の企業は、世界各国の大手半導体メーカーです。
台湾や中国、アメリカをはじめとした合計10カ国にグローバル展開しております。
ここ3年で海外売上高比率も上昇しており、ますますの成長が期待できます。
- 東芝グループ
- INTEL(米国)
- TSMC(台湾)
- SONYグループ
ダン・タクマの企業研究まとめ
ダン・タクマの業績は好調なようです。
中国むけの装置出荷が多くなり、2年連続の最高益となりました。
就活をする上では、ダン・タクマは「タクマ傘下のクリーンルームなどを手掛けるメーカー」であることをお忘れなく。