企業解説

キヤノンとは?世界トップクラスのイメージングメーカー!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「キヤノン」について紹介です。

キヤノンは、世界トップクラスのイメージングメーカーです。

この記事では、キヤノンがどのようなメーカーで、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • キヤノンの企業情報
  • キヤノンの働き方
  • キヤノンの強み

 

キヤノンの特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

キヤノンとは?

キヤノンは、 東京都大田区下丸子に本社をもつ、カメラ、複合機の最大手メーカーです。

社名 キヤノン株式会社
創業 1937年8月
代表取締役 御手洗 冨士夫
事業内容 プリンター/事務機
商業印刷機
カメラ/レンズ/映像機器
メディカルシステム
半導体製造装置
電子部品製造装置
MRシステム
資本金 1,747億円

1937年設立の高級小型写真機の研究を源流にもつ、設立から80年以上経つ企業です。

また、東証プライムに上場している会社でもあります。

 

キヤノンの基本情報

キヤノンの基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「有価証券報告書」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 4兆1,809億円
(前年比:3.7%)
営業利益 3,753億円
(前年比:6.2%)
営業利益率 9.0%
セグメント別:プリンティング 2兆3,460億円
(55.0%)
セグメント別:イメージング 8,616億円
(20.2%)
セグメント別:メディカル 5,537億円
(13.0%)
セグメント別:インダストリアル 3,147億円
(7.4%)
平均年収 832万円
従業員数(単独)
従業員数(連結) 174,291名
平均年齢 44.1歳
勤続年数 19.8年
残業時間 10.7時間
本社  東京都大田区下丸子
勤務地 【本社】
東京都大田区下丸子
【工場・研究所】
栃木県宇都宮市清原工業団地
【事業所】
国内10か所
初任給 大卒:237,000円
院卒:260,500円

 

キヤノンの強み

キヤノンの強みは「多角化」と「グローバル化」です。

ここではその強みについて解説していきます。

 

キヤノンの強み①:多角化

キヤノンは世界一のカメラメーカーを目指して設立されました。

以来、主力技術となる光学技術を軸に多角化を行ってきたことが強みです。

1970年代には、複写機と国産初の半導体露光装置を発売。

2000年代に入ると、カメラやプリンタ機器など時代に合わせて変化と多角化を進めてきています。

2016年東芝から東芝メディカルシステムズ(現キヤノンメディカルシステムズ)を買収しCTスキャンなどの医療分野に参入。

宇宙ロケット事業に参入するなど、キヤノンの光学技術が生かされる分野はとどまることを知りません。

 

キヤノンの強み②:グローバル化

キヤノンの海外売上高比率は78%に上ります。

グローバル化はキヤノンの掲げるもう一つの成長の柱であり、米州、欧州、日本、アジア・オセアニアにバランスよく売り上げています。

その結果、地政学リスクなどの地域の良し悪しに左右されない強い経営が行えていることも強みと言えるでしょう。

カメラ、複合機、ミラーレスカメラ、半導体露光装置、監視カメラ、医療機器などなどを世界中に供給するキヤノンは世界に必要とされる企業として今後も成長を続けるでしょう。

 

キヤノンの企業研究まとめ

キヤノンの業績は好調でした。

事務機や、新製品効果あるカメラの販売、加えて円安の効果も重なり事業は順調なようです。

世界の産業と生活を支えるキヤノンは、今後も半導体市場やカメラの普及などの成長とともには成長が期待できます。

就活をする上では、キヤノンは「世界トップクラスのイメージングメーカー」であることをお忘れなく。

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