企業解説

キャディ(CADDi)とは?モノづくり産業のポテンシャルを解放するスタートアップ企業!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「キャディ」について紹介です。

キャディは、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに掲げる、製造業向けAIデータプラットフォームを展開する企業です。

この記事では、キャディがどのような企業で、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • キャディの企業情報
  • キャディの働き方
  • キャディの強み

 

キャディの特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

キャディとは?

キャディは、 東京都台東区浅草橋に本社をもつ、エ製造業向けAIデータプラットフォームを展開する企業です。

社名 キャディ株式会社
創業 2017年11月
代表取締役 加藤 勇志郎
事業内容 図面データ活用クラウド「CADDi Drawer」
AI見積クラウド「CADDi Quote」
資本金 1億円(累計調達額:217.2億円)

2017年に「CADDi MANUFACTURING」を源流にもつ、創業7年目のスタートアップ企業です。

また、非上場の会社でもあります。

 

キャディの基本情報

キャディの基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「公式HP」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 非公開
純利益 -46.3億円
営業利益率
平均年収 非公開
従業員数 554名
平均年齢 34.0歳
勤続年数 非公開
残業時間 非公開
本社 東京都台東区浅草橋
勤務地 【本社】
東京都台東区浅草橋4-2-2
【関西支部&品質管理センター】
大阪府大阪市此花区桜島3-4-9
【関西オフィス】
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-13-22
【福岡品質管理センター】
福岡県糟屋郡新宮町下府2丁目9-26
初任給 新卒情報なし

 

キャディの強み

キャディの強みは「「製造業」に変革」と「累計200億円を超える資金調達」です。

ここではその強みについて解説していきます。

 

キャディの強み①:「製造業」に変革

キャディは、品質・納期・価格が最も適合する会社とのマッチングを可能にする受発注プラットフォームを展開しています。

従来は、メーカー側は何百枚もの図面を捌かなければならず、複数社に見積もり依頼、加工メーカーや町工場で見積もり計算し提出、合い見積もりで敗れれば発注は得られないいう双方の時間が膨大にかかっていました。

「CADDi」は、3000社を超えるクライアントの中から最適な加工メーカーから品質・納期・価格で最も適合する会社を提案します。

それにより、発注側は得意なメーカーに発注が可能、受注側も受注率が大幅に上がり大幅な業務効率の改善ができます。

これら従来の無駄を改善するプラットフォームを提案している点は、キャディの強みといえるでしょう。

 

キャディの強み②:累計200億円を超える資金調達

キャディは2023年に新たな資金調達を行いました。

キャディの挑む製造業の市場規模は180兆円、なかでも改革を起こすことも目指している占める調達コストは120兆円を占めます。

DXの進んでいない業界でもあり、モノづくりの効率化、社会貢献も大きいです。

いままで、キャディに投資している投資家は以下の通りで、期待値の高さが伺えます。

<投資家(順不同)>

  • グロービス・キャピタル・パートナーズ
  • DCM  Ventures
  • グローバル・ブレイン
  • WiL
  • ジャフコ グループ
  • Minerva Growth Partners
  • グリーンコインベスト投資事業有限責任組合
  • 三井住友トラスト・インベストメント(助言者:JPインベストメント)
  • SMBCベンチャーキャピタル
  • 三菱UFJキャピタル

 

キャディの企業研究まとめ

キャディは現在進行形で成長している企業です。

モノづくりにおいて、見積もり発注は特に時間のかかる作業です。

この作業がないだけで、企業の生産性がどれだけ上がるか、将来が楽しみです。

就活をする上では、キャディは「独立系の産業機械・設備の総合商社」であることをお忘れなく。

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