音楽の楽しみ方は多様化しております。
音楽の楽しみ方で迷っている方がいればデザイン性と高音質を兼ね備えたBOSE(ボーズ)を使ってみるはおすすめです。
BOSE は「臨場感ある重低音」を特徴に持つメーカーで世界中から高い評価を獲得しています。
そんな BOSE はどこの国のメーカで、どんな特徴があるのかご存知でしょうか。
今回は BOSE の特徴とワイヤレスヘッドホン、有線ヘッドホンの特徴や選び方を解説します。
Contents
BOSE(ボーズ) の特徴と魅力とは?
BOSE は、アメリカ合衆国に本社を置く、スピーカーを主とした音響機器開発製造企業。
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授アマー・G・ボーズが、自身の研究である音響に関する技術をもとに1964年に設立されました。
現在はヘッドホンやイヤホン、業務用オーディオ、車載用オーディオなどの音響機器分野の企業です。
カーオーディオ分野では、ポルシェ、ホンダ、日産、マツダなどの車のオプションとして高級オーディオの地位を確立しています。
2024年の採用車種
ポルシェ:Macan etc.
ホンダ :ZR-V e:HEV etc.
日産 :X-Trail etc.
マツダ :CX-60 etc.
創設者がノイズキャンセリング理論の生みの親
ノイズキャンセリング機能は世界最高と名高い SONY の「WF-1000XM5」、「WH-1000XM5」と並ぶ技術水準です。
それもそのはず、1978年にノイズキャンセルのアイデアを出したのは創設者のアマー・G・ボーズ博士でした。
そして、1989年に世界初のノイズキャンセリングヘッドホンをパイロット用に製造しました。
ノイズキャンセリングの歴史は深く40年以上の歴史があります。
創設者のアイデアから始まったノイズキャンセリングの技術は今もなお引き継がれており、ソニーやほかのオーディオメーカと切磋琢磨しながら、技術力を高めあっているのです。
BOSE 製ヘッドホンは家電量販店で試聴もできますので是非試聴してみてください。
業務用オーディオが多く身近なメーカー
BOSE を耳にしたことがない人もいるかもしれませんが、ふと町の音のなる方を眺めてみてください。
きっと BOSE の文字が見えるはずです。
BOSE は「設備・店舗音響」というカテゴリを持っており、それに特化したスピーカ作りをしています。
他社と異なる工夫としては、邪魔をしない、目立ちすぎないを意識している点です。
周波数帯域も高い領域まで出さないことで「音に包まれている感覚」であるとか「聴き疲れしない」音を実現しています。
店内以外にも駅構内のスピーカーにも気にかけてみてください。
BOSE はJR、私鉄問わずスピーカを納品しています。
中音重視でアナウンスの声の通りが良いため、多くのユーザに愛用されています。
BOSE の音質は「臨場感のある重低音」
BOSE は映画館や劇場などの舞台用スピーカを多く製造していることから迫力のある音への技術力が多く蓄積されています。
なので力強いベースやドラムの低音を楽しみたい方や、迫力のあるサウンドを体感したい方には、BOSEのヘッドホンをおすすめします。
反対に味付けが BOSE らしいと感じる方もいるようです。
味付けなしの生音を聞きたいという方は、ゼンハイザーなどのメーカーもおすすめです。
BOSE は家電量販店にも置かれていますので、視聴・体験してみることをおすすめします。
BOSE の選び方
BOSE のヘッドホンはアーティストやDJやオーディオ愛好家、カジュアルに楽しみたい方まで広く親しまれています。
BOSE はワイヤレスヘッドホンや有線ヘッドホン、イヤホンなど様々な種類のオーディオがあります。
どのようなときに使うかを想像して、目的を決めて選んでいきましょう。
外出先で気軽に使用したいならワイヤレス
ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンとは再生デバイスとイヤホンをケーブルで繋がずに無線で接続するオーディオのことです。
主なメリットとしては、ケーブルがないため鞄の中に入れていてもケーブルが絡まらず断線の心配がないこと、コードに動きが制限されないことなどです。
主にBluetoothを用いて音楽や音声データをワイヤレス(無線)でヘッドホン側に送信して再生します。
Bluetooth にもバージョンが様々ありますが、5.0 の一世代前の 4.2 と比べると以下の違いがあります。
- 2倍のスループット:高速通信
- 4倍の通信範囲:通信距離の拡張
- 8倍のデータ容量:データ量の増加
そのため、接続が安定する Bluetooth 5.0 以上がおすすめです。
人混みなどの雑音が多い場所ではノイズキャンセリングモデル
通勤・通学などの人が多く、雑音の多い場所で音楽を楽しむならノイズキャンセリング機能は欠かせません。
特に、BOSE のノイズキャンセリング機能は評価が高く音楽絵の没入感を高めてくれます。
ノイズキャンセリング機能があるオーディオでは外の音が聞こえないため、歩きながらの使用には注意しましょう。
音漏れが気になる人には密閉型
電車内やカフェなど音漏れが気になる場合は、遮音性が高い「密閉型ヘッドホン・カナル型イヤホン」がおすすめです。
「密閉型ヘッドホン」とは、ハウジング部分から音が漏れないように外側をプラスチックや木材、金属で覆っているヘッドホンのことをいいます。
音漏れしない構造上、低音域が聴きやすいのが特徴です。
「カナル型イヤホン」とは耳の奥まで入れるイヤーピースがついた密閉型のイヤホンのことです。
フィッテイング感が高く、遮音性と低音の再生能力が高いのが魅力です。
ただ、使う方によっては圧迫感を感じる方もいるようですので、自分に合っているか確かめてみてください。
室内で高音質な音楽を楽しむなら有線接続
ワイヤレスヘッドホン・イヤホンで使用されているBluetoothは通信を安定化させるため、音楽信号をやり取りする際にはデータ量をなるべく少なくしてしまっています。
そのために「人間には聴こえない、あるいは聴こえなくても問題ない」とする部分の音の帯域をカットしています。
高音質を求めるなら有線ヘッドホンがおすすめです。
有線タイプであれば音の出力レベルを上げるヘッドホンアンプの利用もできます。
また、有線接続ではノイズが乗りにくいのもメリットです。
突然の通信エラーやほかのデバイスからのノイズなどの煩わしい影響を受けなくて済むのはストレスフリーで好まれています。
長時間の音楽を楽しむなら付け心地も要チェック
つけ心地は実際につけてみないとわからない!と感じると思います。
ここでは、つける前にチェックしておきたいポイントを 3 点紹介します。
1点目は、「重さ」です。
とくにヘッドホンでチェックするべきポイントですが、重いと長時間音楽を楽しむことができません。
一般的な重さは、250 ~ 300g とされています。
高音質になるとドライバーユニットなどが大きくなり、その分重量が上がるなどありますので、そこは音質か付け心地かを天秤にかけてみて下さい。
2点目は、「耳への負担」です。
ヘッドホンであれば、イヤーパッドの柔らかさや側圧の強さなどはチェックが必要です。
イヤホンであれば、カナル型かインナーイヤー型が一つの判断材料になるでしょう。
インナーイヤー型の方が圧迫感が少なく、長時間音楽を楽しむのに優れているとされます。
ですが、激しい運動などで外れやすいなどのデメリットもありますので用途に合わせて選んでみてください。
こだわり派はケーブルの仕様や接続方法も確認
細部の音にまでこだわりたい場合は、リケーブルが可能かどうかも確認が必要です。
リケーブルを行うことによって音質を向上させたり、自分好みの音に近づけることができます。
また、ケーブルの断線の際もすぐに交換できることなどのメリットがあります。
まとめ
マサチューセッツ工科大学(MIT) に源流をもつ音響分野の開発型企業であるボーズ。
「臨場感のある重低音」に定評のある BOSE は、業界人から一般の方まで多くの支持を得ています。
カジュアルに使えるものから本格仕様のものまで幅広くあります。
ぜひ、BOSE が提供する生音を試聴、堪能してみてください。