音楽の楽しみ方は多様化しております。
音楽の楽しみ方で迷っている方がいれば洗練されたデザイン性と高音質を兼ね備えたAKG(エー・ケー・ジー)を使ってみるはおすすめです。
AKG は「原音に忠実な繊細サウンド」を持つメーカーで世界中から高い評価を獲得しています。
そんな AKG はどこの国のメーカーでしょう。
どんな特徴があるのかご存知でしょうか。
今回は AKG の特徴とワイヤレスヘッドホン、有線ヘッドホン、モニターヘッドホンの特徴や選び方を解説します。
Contents
AKG の特徴と魅力とは?
AKG(エーケージー)は、オーストリア、ウィーンに本社を持つオーディオメーカーです。
現在は、音響機器の設計と製造を行うサムスン電子の子会社になっています。
AKG は、1947年にルドルフ・ゲリケとエンジニアであるエルンスト・プレスによってウィーンで設立されました。
当時は、映画関連の音響機器を製作していました。
1962年に自社製のアンプを開発し、アーティストたちから注目されていきました。
社名の正式名称は、ドイツ語で"Akustische und Kino-Geräte Gesellschaft m.b.H"
(有限責任会社音響および映画機器の意)
となり、その頭文字を取った略です。
歴史ある音響機器メーカー
1947年に創設された AKG は、昔からヘッドホンを手掛けており、多くのミュージシャンやプロに愛されてきました。
その培ってきた技術の一つが、「長時間の装着性」です。
プロの現場では、長時間の着用が求められます。
現在販売されているオーディオもその流れを汲んでいるため、長時間着用しても疲れない点が高い評価を得ています。
AKGの音質は「原音に忠実な繊細サウンド」
AKG はプロ向けにヘッドホンを作ってきた歴史があります。
プロの使うヘッドホンは、原音への忠実な再現性が求められます。
また、低音域から高音域まで一つずつクリアに聞こえる繊細な音も必要です。
低音から高音までのバランスもよく、原音を忠実な AKG のサウンドをお楽しみ下さい。
AKG の選び方
AKG のヘッドホンはアーティストやDJやオーディオ愛好家、カジュアルに楽しみたい方まで広く親しまれています。
AKG はワイヤレスヘッドホンや有線ヘッドホン、イヤホンなど様々な種類のオーディオがあります。
どのようなときに使うかを想像して、目的を決めて選んでいきましょう。
外出先で気軽に使用したいならワイヤレス
ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンとは再生デバイスとイヤホンをケーブルで繋がずに無線で接続するオーディオのことです。
主にBluetoothを用いて音楽や音声データをワイヤレス(無線)でヘッドホン側に送信して再生します。
ケーブルがないため鞄の中に入れていてもケーブルが絡まらず断線の心配もいりません。
外出先で気軽に使用したいならワイヤレス
ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンとは再生デバイスとイヤホンをケーブルで繋がずに無線で接続するオーディオのことです。
主にBluetoothを用いて音楽や音声データをワイヤレス(無線)でヘッドホン側に送信して再生します。
ケーブルがないため鞄の中に入れていてもケーブルが絡まらず断線の心配もいりません。
また、電車内やカフェなど音漏れが気になる場合は、遮音性が高い「密閉型」がおすすめです。
「密閉型ヘッドホン」とは、ハウジング部分から音が漏れないように外側をプラスチックや木材、金属で覆っているヘッドホンのことをいいます。
音漏れしない構造上、低音域が聴きやすいのが特徴です。
ノイズキャンセリング機能があるオーディオでは外の音が聞こえないため、歩きながらの使用には注意しましょう。
室内で高音質な音楽を楽しむなら有線ヘッドホン
ワイヤレスヘッドホンで使用されているBluetoothは通信を安定化させるため、音楽信号をやり取りする際にはデータ量をなるべく少なくしてしまっています。
そのために「人間には聴こえない、あるいは聴こえなくても問題ない」とする部分の音の帯域をカットしています。
高音質を求めるなら有線ヘッドホンがおすすめです。
有線タイプであれば音の出力レベルを上げるヘッドホンアンプの利用もできます。
室内であれば「開放型ヘッドホン」が選択肢に入ってきます。
「開放型ヘッドホン」は、音を鳴らすドライバーユニットがハウジング(耳に装着する部分)に覆われていないヘッドホンです。
繰り返しになりますが開放型ヘッドホンのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット:
・空気が自由に出入りするため、音に広がりが生まれる。
・密閉型のヘッドホンと比較して、スピーカーに近い音質。
・通気性が高く、本体の重量も軽いため、長時間音楽を楽しめる。
デメリット:
・ハウジングの構造上、音漏れしやすいこと。
・密閉型よりも少し低音が小さくなりやすい。
・音が抜ける(音が漏れる)ので電車などの公共交通機関での利用には向かない。
装着方法で選ぶ
ヘッドホンには「オーバーイヤー」と「オンイヤー」の二つのタイプが、イヤホンには「カナル型」と「インナーイヤー型」の二つのタイプがあります。
オーバーイヤーは耳をすっぽりと隠すヘッドホンで音漏れのしにくさと遮音性に優れます。
オンイヤーは耳に乗せるヘッドホンで比較的軽く、携帯性がよいです。
カナル型は耳に入れ込むタイプのイヤホンのことで音漏れしにくく遮音性が優れます。
インナーイヤー型は耳にはめ込むタイプのイヤホンで、圧迫感が少なく長時間でも疲れません。
自分に合ったタイプのヘッドホン・イヤホンを見つけていきましょう。
音楽・動画編集ならプロユースのモニターヘッドホン
モニターヘッドホンとは、アーティストやDJが使う低音域から中音域、高音域ににわたってフラットな周波数特性と高い解像度、原音に忠実な音質を特徴とするヘッドホンです。
周波数特性は、人間の耳が聴こえる周波数は20~20,000Hzにおいてどの周波数が強調されているかであり、フラットな周波数は生音に最も忠実な音を再生できることを示しています。
モニターヘッドホンはレコーディングスタジオや音楽スタジオなどのプロの制作現場や、自宅で演奏を録音したり、編集したりするDTMなど、あらゆる音楽制作のシーンで正確な音をモニタリングする(作った音をチェックする)ために使われます。
全体がバランスよくクリアに聞こえる分、楽器の音が近く、分離して聴こえてしまい聴き疲れしやすいというデメリットもあります。
音質にも癖がありますので、視聴してみることをおすすめいたします。
こだわり派はケーブルの仕様や接続方法も確認
細部の音にまでこだわりたい場合は、リケーブルが可能かどうかも確認が必要です。
リケーブルを行うことによって音質を向上させたり、自分好みの音に近づけることができます。
また、ケーブルの断線の際もすぐに交換できることなどのメリットがあります。
まとめ
オーストリアの老舗オーディオメーカーである「AKG」。
「原音に忠実な繊細サウンド」にこだわる AKG は、アーティストやDJなどのプロたちからも多くの支持を得ています。
カジュアルに使えるものから本格仕様のものまで幅広くあります。
ぜひ、AKG が提供する迫力サウンドを試聴、堪能してみてください。