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金属技研とは?ガスタービンから核融合までの金属加工メーカー!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「金属技研」について紹介です。

金属技研は、ガスタービンの燃焼部品などの重工業から核融合や加速器などの研究開発周辺装置まで手掛ける金属加工業界のリーディングカンパニーです。

この記事では、金属技研がどのようなメーカーで、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • 金属技研の企業情報
  • 金属技研の働き方
  • 金属技研の強み

 

金属技研の特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

金属技研とは?

金属技研は、東京都中野区本町に本社をもつ、金属加工メーカーです。

社名 金属技研株式会社
創業 1960年
代表取締役 畑中秀夫
事業内容 金属部品の熱処理
金属およびセラミックスの接合
HIP処理
金属・セラミックスの焼結
溶接組立
超塑性成形
積層造形
解析・分析
精密加工
高度なエンジニアリングソリューション
資本金 2.89億円

1960年の理化学研究所の(旧)金属工学研究グループを源流にもち、創業から60年以上経つ金属加工メーカーです。

また、非上場企業です。

 

金属技研の基本情報

金属技研の基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「公式HP」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 113億円
営業利益 非公開
営業利益率 非公開
平均年収 非公開
従業員数(単独) 482名
平均年齢 40.5歳
勤続年数 12.2年
残業時間 23.5時間
本社 東京都中野区本町
勤務地 【本社】
東京都中野区本町
【工場】
群馬県佐波郡玉村町下新田
茨城県水戸市元石川町
神奈川県海老名市社家
岐阜県土岐市泉町久尻字北山
滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺
兵庫県姫路市林田町下伊勢
初任給 大卒:233,890円
院卒:244,430円

 

金属技研の強み

金属技研の強みは「多岐にわたるビジネスモデル」と「一貫した生産体制」です。

ここでは、その2つの強みについて解説していきます。

 

金属技研の強み①:多岐にわたるビジネスモデル

金属技研の強みは、様々な業界に携わっていることです。

技術に特化して、1つの業界に特化する加工メーカーが多い中、金属技研は重工業から半導体まで幅広く携わっています。

会社に掲載されている業界の割合は以下の通りです。

  • 半導体:31%
  • エネルギー:29%
  • 航空宇宙:10%
  • 自動車:6%
  • その他:24%

取引先企業は現在までで 680社に上ります。

量産品から試作品まで幅広いユーザーの要求に答えられているのが金属技研の強みです。

 

金属技研の強み②:一貫した生産体制

金属技研は加工メーカーでは珍しい「機械加工や設計まで一貫した生産体制」がある企業です。

金属技研は、熱処理以外の加工も多く所有しています。

そのため、ユーザーは金属技研に任せば設計から量産まで任せられます。

このメリットが大きく、リピーターが多くいるのが強みです。

 

金属技研の企業研究まとめ

金属技研の業績はコロナなどでも業績は落ちなかったようです。

半導体に特化ではないため、去年の軟調な景気でも問題なかったと思われます。

就活をする上では、金属技研は「ガスタービンから核融合までの金属加工メーカー」であることをお忘れなく。

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