企業解説

エイブリックとは?ミネベアミツミ傘下のアナログ半導体メーカー!強みと特徴を紹介

皆さん、日本解体新書へようこそ!

今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!

※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。

今回は、「エイブリック」について紹介です。

エイブリックは、元セイコー、現ミネベアミツミ傘下のアナログ半導体メーカーです。

この記事では、エイブリックがどのようなメーカーで、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むとわかること!

  • エイブリックの企業情報
  • エイブリックの働き方
  • エイブリックの強み

 

エイブリックの特徴とは?事業内容について解説

ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!

 

エイブリックとは?

エイブリックは、東京都港区に本社をもつ、小型かつ低消費電力、高精度なアナログ半導体をつくるメーカーです。

社名 エイブリック株式会社
社名変更 2016年1月
代表取締役 田中 誠司
事業内容 アナログ半導体製品
資本金 92.5億円

もともとは時計などで有名なセイコーの傘下、セイコーインスツル(株)の半導体事業部門であったエイブリック。

2020年にベアリングなどで有名なミネベアミツミ(株)の一員となりました。

 

エイブリックの基本情報

エイブリックの基本情報は以下の通り。

売上高~セグメント別売上高は「公式HP」、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。

売上高 346.8億円
営業利益 93.9億円
営業利益率 26%
平均年収 非公開
従業員数(単独) 938名
平均年齢 47歳
勤続年数 21.4年
残業時間 2.6時間
本社 東京都港区東新橋
勤務地 【本社】
東京都港区東新橋
【事業所】
千葉県松戸市
秋田県大仙市
【オフィス・営業所】
千葉県千葉市
東京都立川市
愛知県名古屋市中区
大阪府大阪市淀川区
初任給 大卒:241,000円
院卒:262,000円

 

エイブリックの強み

エイブリックの強みは「世界屈指の半導体づくり」、「一貫した製造体制」です。

ここでは、その 2つの強みについて解説していきます。

 

エイブリックの強み①:世界屈指の半導体づくり

エイブリックは、セイコーグループ時代からアナログ半導体づくりで世界と戦ってきました。

現在製造されている半導体製品は、20種類以上。

時計用をはじめ、産業機器や携帯機器、車載機器など幅広い分野で活躍する製品を作っています。

特にリチウムイオン電池用ICや車載用メモリは世界トップクラスのシェアを誇っており、今後の電気自動車の普及などでも成長が見込まれます。

 

エイブリックの強み②:一貫した製造体制

エイブリックは、半導体の回路設計から製造まで一貫して行えることが強みです。

様々なニーズをとらえて、新しい価値を提案、開発では回路設計からパッケージ開発までをすべて社内で行います。

また設計された半導体は、市場に安定して供給するために自社内で製造、品質保証まで行い信頼されるモノづくりを実践しています。

 

エイブリックの企業研究まとめ

エイブリックの業績は軟調だったようです。

去年は半導体需要の落ち込みもあり、業績は向かい風でした。

ですが、今後は電気自動車の普及などより多くのところで活躍することでしょう。

就活をする上では、エイブリックは「ミネベアミツミ傘下のアナログ半導体メーカー」であることをお忘れなく。

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