音楽の楽しみ方は多様化しております。
音楽の楽しみ方で迷っている方がいれば音のバランスのよい原音を再現できるDENON(デノン)を使ってみるはおすすめです。
デノンは「繊細で力強いけど安定した音質」という特徴を持つメーカーで世界中から高い評価を獲得しています。
そんなデノンはどこの国のメーカーなのでしょうか。
どんな特徴があるのかご存知でしょうか。
今回はデノンの特徴とワイヤレスヘッドホン、有線ヘッドホン、モニターヘッドホンの特徴や選び方を解説します。
Contents
デノンの特徴と魅力とは?
2010年に100周年を迎えたDENON。
コンセプトは「人々に感動を届けたい」。
録音機器、有線ヘッドホンからワイアレスイヤホンまで数多くのオーディオ製品を作り続けています。
DENON(デノン)は、1939年(昭和14年)に設立された株式会社日本電音機製作所が源流です。
ちなみにデノンは源流の日本電音機製作所の電音機が由来です。
日本で唯一の録音機製造会社として発足し、録音機の主役でした。
それがわかるのが、NHKラジオで終戦を伝えた昭和天皇の肉声は、DENON製の機器でアセテート盤に録音されたものであることです。
現在は2001年に企業として独立し、高い技術力で数多くの商品開発を行い、世界からも高い評価を受けています。
どこにも真似できない「デノンサウンド」
デノンには明確なサウンドコンセプトがあります。
特徴としては「繊細で、かつ力強い音」「正確さと安定感」があげられます。
管理しているは『サウンドマスター』と呼ばれるサウンドエキスパートです。
現在のサウンドマネージャーは山内氏。
山内氏の理想とする音質を追求することで、デノンらしい音を維持しより高めることに貢献しています。
現在のキーワードは、
Vivid : 鮮明でスピード感のある音
Spacious :音場の広がり、立体感のある音
をもとに音作りをしているそうです。
デノンの音が気に入ったらスピーカーでもヘッドホンでもアンプでも気に入った音が聞こえるというのは強みです。
「密閉型」ヘッドホン
デノンのヘッドホンは基本的に「密閉型」のヘッドホンです。
「密閉型ヘッドホン」とは、ハウジング(耳を覆う部分)から音が漏れないように外側をプラスチックや木材、金属で覆っているヘッドホンのことをいいます。
ハウジングの中に、ドライバー(音を出す部分)が格納されており、外部に漏れにくく、外部の音が入ってこないメリットがあります。
また、音漏れしない構造上内部で音が共鳴するため、低音域が聴きやすいのが特徴です。
天然木の良さを生かした「Real-wood Series」
デノンの特徴でもあるハウジング部分に天然木を使用したヘッドホン「wood Series(リアルウッドシリーズ」があります。
ハウジングに使われている木材は様々あり、以下のシリーズがラインナップされています。
竹ハウジングの「AH-D9200」
ウォールナットハウジングの「AH-D7200」
マホガニーを採用した「AH-D5000」
ゼブラウッドハウジングの「AH-D5200」
木材は適度な共振があり、豊かな響きや広がりは多くのファンを魅了しています。
天然木の質感が上品でおしゃれに見えるのもポイント。
人と被ることのない唯一無二の木目調のヘッドホンは、音楽欲と所有欲の両方を満たしてくれます。
サウンドマネージャーの存在
デノンが開発するすべてのオーディオ製品の音質を評価し、音質担当エンジニアと共にチューニングを施すデノンのサウンドマネージャーが存在します。
現在のサウンドマネージャーは山内氏。
山内氏の理想とする音質を追求することで、デノンらしい音を維持しより高めることに貢献しています。
現在のキーワードは、
Vivid : 鮮明でスピード感のある音
Spacious :音場の広がり、立体感のある音
をもとに音作りをしているそうです。
デノンの音が気に入ったらスピーカーでもヘッドホンでもアンプでも気に入った音が聞こえるというのは強みです。
デノンの音質は「繊細で力強いけど安定した音質」
デノンは、2020年に110周年を超える老舗オーディオメーカーです。
そのデノンの音は「繊細で力強いけど安定した音質」といえるでしょう。
ヨーロピアンサウンドとも称され、、中高音に重きを置いたフラットなサウンドを届けてくれます。
安定した音質とは、再生される音の周波数の強度が一定であることです。
これによりどんな音楽にもあう音を作ることができます。
繊細で力強いとは、音の立体感にかかわる部分のバランスの良さのことです。
上品で聞き心地のよいデノンの音をぜひ体験してみてください。
デノンの選び方
デノンのヘッドホンはアーティストやDJやオーディオ愛好家、カジュアルに楽しみたい方まで広く親しまれています。
デノンはワイヤレスヘッドホンや有線ヘッドホン、イヤホンなど様々な種類のオーディオがあります。
どのようなときに使うかを想像して、目的を決めて選んでいきましょう。
外出先で気軽に使用したいならワイヤレス
ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンとは再生デバイスとイヤホンをケーブルで繋がずに無線で接続するオーディオのことです。
主にBluetoothを用いて音楽や音声データをワイヤレス(無線)でヘッドホン側に送信して再生します。
ケーブルがないため鞄の中に入れていてもケーブルが絡まらず断線の心配もいりません。
また、電車内やカフェなど音漏れが気になる場合は、遮音性が高い「密閉型」がおすすめです。
「密閉型ヘッドホン」とは、ハウジング部分から音が漏れないように外側をプラスチックや木材、金属で覆っているヘッドホンのことをいいます。
音漏れしない構造上、低音域が聴きやすいのが特徴です。
ノイズキャンセリング機能があるオーディオでは外の音が聞こえないため、歩きながらの使用には注意しましょう。
室内で高音質な音楽を楽しむなら有線ヘッドホン
ワイヤレスヘッドホンで使用されているBluetoothは通信を安定化させるため、音楽信号をやり取りする際にはデータ量をなるべく少なくしてしまっています。
そのために「人間には聴こえない、あるいは聴こえなくても問題ない」とする部分の音の帯域をカットしています。
高音質を求めるなら有線ヘッドホンがおすすめです。
有線タイプであれば音の出力レベルを上げるヘッドホンアンプの利用もできます。
室内であれば「開放型ヘッドホン」が選択肢に入ってきます。
「開放型ヘッドホン」は、音を鳴らすドライバーユニットがハウジング(耳に装着する部分)に覆われていないヘッドホンです。
繰り返しになりますが開放型ヘッドホンのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット:
・空気が自由に出入りするため、音に広がりが生まれる。
・密閉型のヘッドホンと比較して、スピーカーに近い音質。
・通気性が高く、本体の重量も軽いため、長時間音楽を楽しめる。
デメリット:
・ハウジングの構造上、音漏れしやすいこと。
・密閉型よりも少し低音が小さくなりやすい。
・音が抜ける(音が漏れる)ので電車などの公共交通機関での利用には向かない。
音楽・動画編集ならプロユースのモニターヘッドホン
モニターヘッドホンとは、アーティストやDJが使う低音域から中音域、高音域ににわたってフラットな周波数特性と高い解像度、原音に忠実な音質を特徴とするヘッドホンです。
周波数特性は、人間の耳が聴こえる周波数は20~20,000Hzにおいてどの周波数が強調されているかであり、フラットな周波数は生音に最も忠実な音を再生できることを示しています。
モニターヘッドホンはレコーディングスタジオや音楽スタジオなどのプロの制作現場や、自宅で演奏を録音したり、編集したりするDTMなど、あらゆる音楽制作のシーンで正確な音をモニタリングする(作った音をチェックする)ために使われます。
全体がバランスよくクリアに聞こえる分、楽器の音が近く、分離して聴こえてしまい聴き疲れしやすいというデメリットもあります。
音質にも癖がありますので、視聴してみることをおすすめいたします。
高級感を楽しむならハウジングが天然木のリアルウッドシリーズ
ハウジングに高知県産の孟宗竹(もうそうちく)を採用したヘッドホンシリーズ。
天然木の質感が上品でおしゃれに見えるのがポイント。
音楽と唯一無二の木目調は、音楽欲と所有欲の両方を満たしてくれます。
また、振動吸収性も高いため音を邪魔せず、自然な音を体感できます。
こだわり派はケーブルの仕様や接続方法も確認
細部の音にまでこだわりたい場合は、リケーブルが可能かどうかも確認が必要です。
リケーブルを行うことによって音質を向上させたり、自分好みの音に近づけることができます。
また、ケーブルの断線の際もすぐに交換できることなどのメリットがあります。
まとめ
創業100年を超える老舗オーディオメーカーである「DENON(デノン)」。
「繊細かつ力強いけど安定した音質」であるデノンは、今も多くのユーザーに愛されています。
カジュアルに使えるものから本格仕様のものまで幅広くあります。
ぜひ、デノンが提供する生音を試聴、堪能してみてください。