音楽の楽しみ方は多様化しております。
音楽の楽しみ方で迷っている方がいればデザイン性と高音質を兼ね備えたJBL(ジェービーエル)を使ってみるはおすすめです。
JBL は「明るく迫真性のある音作り」を特徴に持つメーカーで世界中から高い評価を獲得しています。
そんな JBL はどこの国のメーカで、どんな特徴があるのかご存知でしょうか。
今回は JBL の特徴とワイヤレスヘッドホン、有線ヘッドホンの特徴や選び方を解説します。
Contents
JBL の特徴と魅力とは?
JBL(ジェービーエル)は、アメリカ合衆国に本社を置く、韓国のサムスン電子傘下の音響機器製造会社です。
ジェームス・バロー・ランシングが、プロ機器の性能を持った美しい家庭用スピーカーの製造を目的に創設、のちに彼の名のイニシャルをとった JBL が誕生。
現在はスピーカを中心にヘッドホンやイヤホン、車載用オーディオなどの音響機器分野の企業です。
カーオーディオ分野では、トヨタやフォードなどの車のオプションとして高級オーディオの地位を確立しています。
2024年の採用車種
トヨタ :アルファード、ヴェルファイア、ランドクルーザー etc.
世界有数のスピーカーメーカー
JBL は創設者のジェームス・バロー・ランシングがプロ機器の性能を持った美しい家庭用スピーカーの製造を目指した会社であり、スピーカー製品が有名です。
JBLの多くのスピーカーの特徴はドライバーが軽く高効率で、大型の低音用のドライバーを有しています。
そのため、初動特性と音場表現能力に優れているとされ、プロの録音スタジオ、映画館などでも多く使われています。
あらゆるフィールドに展開するJBL
JBL を耳にしたことがない人もいるかもしれませんが、ふと町の音のなる方を眺めてみてください。
きっと JBL の文字が見えるはずです。
1990年代に『Control Series』が音楽用、ホームシアター用、また店舗BGM用スピーカーとしても世界中で大ヒット。
高い音質と滑らかな聞き心地は店内を利用する人々をより楽しくしてきたことでしょう。
また、JBL は駅構内スピーカも納品しています。
中音重視でアナウンスの声の通りが良いため、多くのユーザに愛用されているのかもしれません。
JBL の音質は「明るく迫真性のある音作り」
JBL は再現性ではなく迫真性、そこに JBL のスピーカーの音に対する基本的な考えを持ちます。
それらの音は「JBL サウンド」と呼ばれるほど特徴のある音をしています。
JBL サウンドをまとめると次の2点であると言えます。
音の「明るさ」と「迫真性」。
明るさは、ジャズ向きと称される中音域から高音域がはっきりしています。
迫真性は、迫力のことでオーディオ自体が楽器や歌手になったような音を出します。
スピーカーをはじめ、オーディオは個性があります。
視聴・体験ができる機会があれば、ぜひ体験してみることをおすすめします。
JBL の選び方
JBL のヘッドホンはアーティストやDJやオーディオ愛好家、カジュアルに楽しみたい方まで広く親しまれています。
JBL はワイヤレスヘッドホンや有線ヘッドホン、イヤホンなど様々な種類のオーディオがあります。
どのようなときに使うかを想像して、目的を決めて選んでいきましょう。
外出先で気軽に使用したいならワイヤレス
ワイヤレスヘッドホン、ワイヤレスイヤホンとは再生デバイスとイヤホンをケーブルで繋がずに無線で接続するオーディオのことです。
主にBluetoothを用いて音楽や音声データをワイヤレス(無線)でヘッドホン側に送信して再生します。
ケーブルがないため鞄の中に入れていてもケーブルが絡まらず断線の心配もいりません。
また、電車内やカフェなど音漏れが気になる場合は、遮音性が高い「密閉型」がおすすめです。
「密閉型ヘッドホン」とは、ハウジング部分から音が漏れないように外側をプラスチックや木材、金属で覆っているヘッドホンのことをいいます。
音漏れしない構造上、低音域が聴きやすいのが特徴です。
ノイズキャンセリング機能があるオーディオでは外の音が聞こえないため、歩きながらの使用には注意しましょう。
室内で高音質な音楽を楽しむなら有線ヘッドホン
ワイヤレスヘッドホンで使用されているBluetoothは通信を安定化させるため、音楽信号をやり取りする際にはデータ量をなるべく少なくしてしまっています。
そのために「人間には聴こえない、あるいは聴こえなくても問題ない」とする部分の音の帯域をカットしています。
高音質を求めるなら有線ヘッドホンがおすすめです。
有線タイプであれば音の出力レベルを上げるヘッドホンアンプの利用もできます。
室内であれば「開放型ヘッドホン」が選択肢に入ってきます。
「開放型ヘッドホン」は、音を鳴らすドライバーユニットがハウジング(耳に装着する部分)に覆われていないヘッドホンです。
繰り返しになりますが開放型ヘッドホンのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット:
・空気が自由に出入りするため、音に広がりが生まれる。
・密閉型のヘッドホンと比較して、スピーカーに近い音質。
・通気性が高く、本体の重量も軽いため、長時間音楽を楽しめる。
デメリット:
・ハウジングの構造上、音漏れしやすいこと。
・密閉型よりも少し低音が小さくなりやすい。
・音が抜ける(音が漏れる)ので電車などの公共交通機関での利用には向かない。
装着方法で選ぶ
ヘッドホンには「オーバーイヤー」と「オンイヤー」の二つのタイプが、イヤホンには「カナル型」と「インナーイヤー型」の二つのタイプがあります。
オーバーイヤーは耳をすっぽりと隠すヘッドホンで音漏れのしにくさと遮音性に優れます。
オンイヤーは耳に乗せるヘッドホンで比較的軽く、携帯性がよいです。
カナル型は耳に入れ込むタイプのイヤホンのことで音漏れしにくく遮音性が優れます。
インナーイヤー型は耳にはめ込むタイプのイヤホンで、圧迫感が少なく長時間でも疲れません。
自分に合ったタイプのヘッドホン・イヤホンを見つけていきましょう。
こだわり派はケーブルの仕様や接続方法も確認
細部の音にまでこだわりたい場合は、リケーブルが可能かどうかも確認が必要です。
リケーブルを行うことによって音質を向上させたり、自分好みの音に近づけることができます。
また、ケーブルの断線の際もすぐに交換できることなどのメリットがあります。
まとめ
JBL は創設者のジェームス・バロー・ランシングがプロ機器の性能を持った美しい家庭用スピーカーの製造を目指した会社です。
音の「明るさ」と「迫真性」に定評のある JBL は、業界人から一般の方まで多くの支持を得ています。
カジュアルに使えるものから本格仕様のものまで幅広くあります。
ぜひ、JBL が提供する JBL サウンドを試聴、堪能してみてください。