皆さん、日本解体新書へようこそ!
今回は「日本半導体製造装置協会 会員企業」の紹介シリーズです!
※日本半導体製造装置協会とは、半導体、フラットパネルディスプレイ(FPD)、太陽光発電(PV)製造装置関連企業が主な会員の全国団体です。
今回は、「第一実業」について紹介です。
第一実業は、7分野(プラントエネルギー、エナジーソリューションズ、産業機械、エレクトロニクス、自動車、ヘルスケア、航空・インフラ)に機械・設備、部品を輸出入する専門商社です。
この記事では、第一実業がどのような商社で、どのような製品を取り扱っているかを徹底解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むとわかること!
- 第一実業の企業情報
- 第一実業の働き方
- 第一実業の強み
Contents
第一実業の特徴とは?事業内容について解説
ここでは会社の特徴や事業内容を解説します!
第一実業とは?
第一実業は、 東京都千代田区神田駿河台に本社をもつ、エンジニアリング商社です。
社名 | 第一実業株式会社 (証券コード:7637) |
創業 | 1948年8月 |
代表取締役 | 宇野 一郎 |
事業内容 | プラント・エネルギー エナジーソリューションズ 産業・機械 エレクトロニクス 自動車 ヘルスケア |
資本金 | 51.05億円 |
1948年の機械専門商事を源流にもつ、設立から70年以上経つ企業です。
また、東証プライムに上場している会社でもあります。
第一実業の基本情報
第一実業の基本情報は以下の通り。
売上高~セグメント別売上高は「有価証券報告書」など、平均年収~初任給は「採用ページ」など を参照しています。
売上高 | 1,877億円 (前年比:22.2%) |
営業利益 | 90.9億円 (前年比:35.3%) |
営業利益率 | 4.84% |
セグメント別:エレクトロニクス | 511億円 (26.9%) |
セグメント別:自動車 | 394億円 (20.8%) |
セグメント別:エナジーソリューションズ | 342億円 (18.0%) |
セグメント別:産業機械 | 284億円 (15.0%) |
セグメント別:プラント・エネルギー | 158億円 (8.3%) |
セグメント別:ヘルスケア | 129億円 (6.8%) |
セグメント別:航空・インフラ | 75億円 (4.0%) |
平均年収 | 937万円 |
従業員数(単独) | 623名 |
従業員数(連結) | 1,402名 |
平均年齢 | 40.4歳 |
勤続年数 | 12.6年 |
残業時間 | 18.2時間 |
本社 | 東京都千代田区神田駿河台 |
勤務地 | 【本社】 東京都千代田区神田駿河台 【支店】 北海道札幌市中央区 宮城県仙台市青葉区 愛知県名古屋市中区 大阪府大阪市北区 広島県広島市中区 福岡県福岡市博多区 |
初任給 | 大卒:224,000円 院卒:256,000円 |
第一実業の強み
第一実業の強みは「7つの事業の展開」と「グローバルネットワーク」です。
ここではその強みについて解説していきます。
第一実業の強み①:7つの事業の展開
第一実業は産業の発展と世界共通課題があるとこに商機を見出しています。
現在展開している事業は以下の7つ。
- プラント・エネルギー事業:資源・石油・化学、製紙 etc.
- 自動車事業:車両・内外装部品、パワートレイン系部品 etc.
- エナジーソリューションズ事業:材料、太陽光パネル・蓄電池 etc.
- ヘルスケア事業:医薬品/製剤機械・検査装置 etc.
- 産業機械事業:家電・OA、食品包装、医療機器 etc.
- 航空・インフラ事業:航空、空港、安全関連 etc.
- エレクトロニクス事業:表面実装、マイクロエレクトロニクス etc.
これら7事業のバランスも良く、一つの事業に依存していないことは強みです。
加えて現在は「次世代型エンジニアリング商社」というビジョンを掲げています。
これは、7事業の技術者を統合し、ユーザーの課題の徹底解決を技術・サービス・エンジニアリングの総合的なサポートを行うことを目的としています。
第一実業の強み②:グローバルネットワーク
第一実業は海外売上高比率は48%のグローバル企業です。
特徴は世界4軸体制という体制をとっており、米州、欧州、中国、アジアに地域統括会社を設置しています。
海外の拠点が35拠点に登ることからもグローバルネットワークの構築が伺えます。
第一実業は商社であるため、国内外のメーカーの結びつきは商社としての強みと言えるでしょう。
第一実業の企業研究まとめ
第一実業の業績は好調でした。
プラント・エネルギー事業は売り上げが減少しましたが、リチウムイオン電池製造設備の売上が増加、塗装関連設備も増加し好調でした。
就活をする上では、第一実業は「独立系の産業機械・設備の総合商社」であることをお忘れなく。